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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
米国で投資用物件を探す時のコツとして全米市場を
キャッシュフロー市場
キャピタルゲイン市場
ハイブリッド市場
の3つに分けてその時の経済状況で注目する市場を変えていくこと、また
ロケーション(州)
ロケーション(市)
ロケーション(スイートスポット)
のテンポで
「物件の良し悪し以前にスイートスポットにこだわること」
をお伝えしました。
すなわち、
- キャッシュフロー市場
- キャピタルゲイン市場
- ハイブリッド市場
の中でいずれのタイプの市場にも
ロケーション(スイートスポット)
は存在します。
そのロケーション(スイートスポット)を押さえていたとしたら、経済の動きに合わせて
「今はハイブリッド市場の複数のロケーション(スイートスポット)に注目」
「この瞬間はキャッシュフロー市場のロケーション(スイートスポット)たちを刮目」
と、柔軟に市場を見つめる視点を変えていくことが出来ます。
そうすると、自分の手元に日々大量の物件情報が流れてくる中でもその時に応じて「判断基準」がしっかりと出来ていますから、まずもって
「ああ、この物件は素敵だ。。」
「この仕上がりは素晴らしい。。」
と、物件の見た目に心奪われて振り回されることはありません。
基本的に私(佐藤)は純粋に住居用としての物件を見ることが好きなのでついつい間取りやデザインに心を奪われてしまうのですが、不動産事業においてはそんな感性に囚われてしまいがちな自分(佐藤)をここまでにお伝えした判断基準をもって縛りつけているわけです。
実際に仕上がりが美しく、心からワクワクするような物件は全米津々浦々にいくらでもあります。
その魅力にいちいち振り回されては進むものも進まず、かつ現実には見た目が美しい物件こそネガティブキャッシュフローに陥る可能性が高いものです。
そこで物件を探す時は
「自分定義のロケーション(スイートスポット)に出てきた物件しか精査しない」
これが第一条件になるように思います。
本日も続けます。
スイッチが入る瞬間がある
日々、その時の経済の動きに合わせてロケーション(スイートスポット)を見つめ続けているとたまに(年に数回程度)体中に電流が走る感覚を覚えることがあります。
普段は目に飛び込んでくる物件情報をベルトコンベヤーで流れてくる商品のように流れ作業的に見ているのですが、
「キタコレッ」
とハマる感覚で目に留まる物件がほんのたまに現れるのです。
瞬間にそんな感覚が出てくるのは
「意識の奥底に定着している『その時期の基準』を全て満たしている物件」
が現れた時です。
日常生活で言えばふと何気なくアマゾンドットコムのサイトを徘徊しているときにある商品が目に留まり、
「そうそう、これが欲しかったんだよ!」
と思い出したかのように商品をカートに入れたことはないでしょうか。
私(佐藤)自身はアマゾンでの買い物の中で年に1~2回はそんな衝動買いによるものです。
何となく購入するのではなく、意識の奥底に
「これが必要だ」
という判断基準は以前から出来ており、普段は意識せずともその基準を満たす商品が目の前に現れると一気に意識の奥底から記憶が引き戻される感覚です。
その欲しいと考えていた商品を購入することにためらう理由は全くありませんから、「今すぐ購入する」ボタンを押してしまいます。
そしてこのことは投資用物件についても全く同じことが言えます。
自分の中でその時の経済状況に応じた投資物件基準は完全に出来ており、常日頃は意識せずともロケーション(スイートスポット)の中にその基準にあてはまる物件が登場した瞬間に
「キタコレッ」
とハマる感覚で記憶が一気に呼び戻され、数字の精査後に「今すぐ購入する」ボタンを押してしまうのです(ここではオファーのこと) 。
傍目にはついさっきまでごく普通に仕事をこなしていたかと思えば、次の瞬間に突然不動産物件を即買いするような行為ですから周囲からすると一見
「気は確かか?」
と思われているかもしれません。
けれども実際は何の脈略もなく突発的かつ感情的に動いているわけではなく
「いつ考えているのか」
ではなく
「ずっと考えている」
わけで、常日頃からコツコツと市場を見つめ続ける中でその延長に動いただけなのです。
おそらく不動産事業に限ったことではないと思いますが、大切な判断を瞬時に下すには常日頃から判断基準の精度を高め続けておくしかないように思います。
。。。
かくして自分基準の延長に投資する物件とはかくも「突然に現れる」ものだと思いますが、それではいざロケーション(スイートスポット)に条件にハマる物件が現れた時に何をみて私(佐藤)は「キタコレッ」とハマる感覚を覚えるのでしょうか。
無意識に脳の奥にしまいこまれた自分基準を一気に現実世界に引き戻してくれる基準。
ここで初めて出てくるのが
「物件価格」と「市場平均家賃」
です。
明日に続けます。
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