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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
たまに
「人は誰でも、お金そのものが欲しいわけではない」
と綴ることがあります。
例えば、子供の頃から今に至るまで
着るものは十分にある
食べ物も十分にある
暮らす場所も失われない
ということであれば、少なくとも生活が脅かされることはありません。
けれども反対に
着るものが十分にない
食べ物も十分にない
暮らす場所がいつまで確保出来るか分からない
ということであれば、それは毎日の生活が脅かされる状況であり
「明日、生きていけるか分からない」
という恐怖に縛られ続けかねないことになります。
そして現代でこれら衣食住を手に入れるための条件は
「価値交換の手段であるお金があること」
ですから、
「お金は将来への不安を取り除いてくれるはず」
という概念ができてしまうわけです。
その価値交換の手段がたまたま現代では銀行券という紙切れであるだけで、それが
「石」
であれば不安の払拭してくれる媒体として石が欲しくなるでしょうし、
「貝殻」
であれば貝殻が欲しくなるでしょうし、昔の日本のように
「お米」
であれば価値交換媒体としてのお米が欲しくなると思うのです。
誰だって紙切れが欲しいわけではなく、
「生活を成り立たせ、かつ将来の不安を払拭してくれる媒体」
が欲しいのが事の本質だと思います。
解法は稼ぐ力
最初に言えば、私(佐藤)も過去に数多くの失敗をしでかしてきた、ごく普通の男です。
自分よりも頭のよい人など世の中にいくらでもいますし、より卓越した成果を挙げている方々など数え上げればきりがありません。
けれども、そんな平凡な私(佐藤)でもことお金に関して理解しているのは
「お金の心配をする人は、いくら大金を手にしてもその不安はなくならない」
ということです。
貯金があろうがなかろうが、収入があろうがなかろうが
「これから先、暮らしていけるのか心配だ。。」
そんな風に心配を持つ方は、大金を持つと今度は
「この大金を失うことにはならないか?」
「この資産の守り方は本当に正しいのか?」
そんな不安を持つようになります。
結局のところ答えは金額の高にはないことは確実で、そもそもが
「価値交換媒体に安心を求める」
こと自体が間違いであるように思います。
本当に安心を求めたいのであれば、その答えは
「心の内側」
にあるはずですし、心内の平安があってこそどんな環境に惑わされず、またお金に振り回されない人生に変化していくものだと思います。
そうすると
「心の内側に平安をもたらしてくれるのは何か?」
という話になりますが、少なくとも
「経済的に将来に不安を覚える必要がない心の平安」
という尺度でいえば、私(佐藤)が個人的に思うのは
「価値交換媒体を自分で生み出す力」
です。
衣食住を価値交換媒体で確保し続けていく必要があるというのであれば、その価値交換媒体を自分で生み出していく力があれば心の平安が出てきます。
簡単に一言でいえば
「自分で稼ぐ力」
これが、たった今お金があるないに関わらず
「将来も大丈夫!」
と確信する、心の平安をもたらしてくれるように思います。
補足すると、
- 会社の従業員
- 自営業者
- 起業家
この一人ひとりが一日に費やす時間は尊いものであり、
⇛ 会社勤めをする
⇛ 自分で商売をする
このどちらであれ社会に対し一定の貢献をすることで対価を得ることに代わりなく、そのどちらも肯定されるべき営みです。
けれども
「自分で稼ぐ力」
という尺度でいえば、恐らく常日頃から訓練されているのは後者の商売人ではないでしょうか。
もちろんどんな商売でも自分ひとりで成り立つことはありません。
けれども周囲を巻き込みつつ
1.企画して価値を生み出す
2.その価値を買ってもらう
3.対価を頂戴する
この繰り返しを自分発で生み出せる、稼ぐ力をある程度でも身につけていたとしたら
⇛ 全財産を失っても
⇛ 暮らす場所を追われても
⇛ 突然解雇されたとしても
ゼロ発進で再び立ち上がれるはずです。
稼ぐことよりも難しいのは
けれども過去の軌跡を振り返りつつ今の自分を見る時に、未だに
「これはなかなか難しい」
と思うものがあります。
それは、稼ぐとは正反対の
「稼ぎを抑えること」
だと思います。
私(佐藤)もまた広い世の中で見れば「小粒の男」であり、世に名を馳せる人々と比較すると「笑止千万」のレベルでしょう。
そんな私(佐藤)でも商売人として将来に全く不安を感じないレベルにはあるつもりですし、何度転んでも起き上がる気マンマンです。
そしてそんな技量は誰でも身につけられるものだと思います。
けれどもやはり人間である以上は誰にでも欲があり、現実には難しいのは稼ぐことではなく
「稼ぎを抑える」
ことの方だと思います。
ここも補足すると
「自分は儲かりすぎて仕方ないや」
という勘違いも甚だしい自慢話しではなく、金額の高よりも以前の
「自分が人生で本当に大切にしたいものとのバランス」
の意味です。
自分で稼ぐ力を身につけることは誰にだってできますし、少なくとも五体満足で日本や米国に生まれたのであればかなりの好条件が揃っています。
けれども「足るを知る」を身につけておかないと、いくら稼げたとしても
「もっと稼ぎたい」
「もっと大きくしたい」
そんな風に際限なく行動し続けていては、二度と取り戻せない肝心な時に人生で大切なものを見失ってしまうと思うのです。
「ここに今時間をかけないと、この稼ぎを失ってしまうんだよ」
「これを今やっておかないと、稼ぐ力が十分につかないんだ」
商売をしていると、そんな場面は目の前にいくらでも出てきます。
けれども極端なことを言えば、そこに今時間をかけなかったとしても、自分を含め誰も死なないはずです。
それよりも、人生には
家族との時間
友人・知人を手助けする時間
など、稼ぐよりも大切なことはいくらでもあります。
そして、かくも偉そうに書きつつもこの
「稼ぎを抑える」
というテーマがなかなか難しいもの。
そこで私(佐藤)自身は稼ぎに対しては
「はい、ここまで」
とする「打ち止めの基準」を定めており、自分にブレーキをかけつつ、人生ではバランスを取るように心がけています。
それでも常々自分を躾続けていかないとついつい大切な時間を見失いそうになる瞬間があり、我に返る時に自分の未熟さを痛感することしきりですが
「金額の高に関わらず、お金を稼ぐよりも稼ぎを抑える方が難しい。」
これは真実のように思うのです。
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