アメリカ不動産への直接投資、プロ案件への出資で将来の自分基金を着実に育て上げていきましょう。
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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
アメリカ不動産投資への熱量の増加を受けて、改めてイロハについてお伝えしています。
「日本は横並びを重視する」
「周りがやることを見て、自分と動く傾向がある」
と聞いたことがあります。
その真偽は私(佐藤)は分かりかねますが、それと同等に聞く「同調圧力」という言葉も、ひょっとしたら横並びの傾向がある風潮の裏返しなのかもしれません。
もちろんここではその善悪を語るものではなく、世界中の人種にそれぞれ特徴があり、かつ良し悪しがあることの方がむしろ自然です。
日本人は日本人としての素晴らしさがあり、横並びだからこそ、世界に誇れる美しさと質の高さを維持できるとも思うのです。
そして、そんな横並びの感覚は昨今の日本に垣間見える投資熱にも同じことが言えるのかもしれません。
よもや少し前までは日経平均株価が4万円を超えることを予想した人がどれだけいたでしょうか。
ちまたでは、子供向けにも投資教室が活発化しているとのこと。
そんな流れを受けて
「いつまでも円安が続くわけがないだろう」
という方々が、すでに今の時期からアメリカ不動産投資に対して果敢に調査を進めておられるわけです。
そこで少しでもその熱量にお応えするべく毎日更新を続けていければと思いますが、もしも情報に至らないところがあればそれは私(佐藤)の責任に帰するところですので、予めご了承ください。
今日はアメリカ不動産のみならず、世界中の不動産投資でキモ中のキモとも言える、立地について見ていきましょう。
立地選びの重要性
アメリカの不動産投資において、立地選びは非常に重要な要素であることは語るまでもありませんが、この重要性は、主に以下の三点に分けて考えることができます。
立地と不動産価値
まず第一に、立地は不動産の価値を大きく左右します。
人気のある地域や経済的に安定している地域では、不動産の需要が高く、その結果、資産価値が上昇する傾向にあります。
逆に、経済的に不安定な地域や人口が減少している地域では、不動産価値が低下しやすいです。
投資家としては、将来的に資産価値が上昇する可能性の高い立地を選ぶことが重要ということになります。
例えば、ニューヨークのマンハッタン地区は、アメリカの不動産市場において高い価値を持つ代表的な例です。
マンハッタンはビジネス、ファッション、エンターテイメントの中心地であり、世界中から人々が集まります。
このような立地の良さからマンハッタンの不動産は高い需要を持ち、それに伴って価値も高まります。
セントラルパークに面した物件やウォールストリート近くの物件は、その地理的な利便性やステータスから非常に高価です。
その一方でデトロイトのような都市は、かつての自動車産業の衰退により経済的に苦境に立たされ、人口も減少しました。
この結果不動産の価値は大きく低下し、投資家にとっては魅力的な立地とは言えなくなりました。
特に、産業の衰退に伴い閉鎖された工場や企業が多い地域では、不動産価値の低下が顕著です。
これらの例から、立地が不動産の価値に与える影響は非常に大きいことがわかります。
投資家としては、地域の経済状況、産業の動向、人口の流れなどを考慮して、不動産投資の立地を選ぶ必要があります。
立地と賃貸需要
第二に、立地は賃貸需要に影響を及ぼします。
例えば、交通の便が良い地域や学校、病院、ショッピングセンターなどの便利な施設が近い地域は、住む人にとって魅力的です。
そのため、これらの地域では賃貸需要が高く、安定した収入を見込むことができます。
その一方で、便利な施設から遠く離れた地域や治安の悪い地域では、賃貸需要が低くなりがちです。
具体例として、サンフランシスコのシリコンバレー地域は、高い賃貸需要の例として挙げられます。
シリコンバレーは、多数のテクノロジー企業やスタートアップ企業が集まる地域であり、働き口が豊富です。
このため、ここで働く従業員やその家族、さらにはビジネス関連の訪問者などによって、賃貸住宅の需要が非常に高まっています。
また、この地域は公共交通機関が整備されており、周辺の学校や病院、ショッピング施設へのアクセスも良好です。
これらの要因が合わさって、シリコンバレー周辺の賃貸市場は活発であり、投資家にとって魅力的な選択肢となるわけです。
けれども一方、ルイジアナ州のニューオーリンズでは、ハリケーン・カトリーナの影響で賃貸市場に大きな変動がありました。
この災害により、多くの住宅が破壊され、地域のインフラが大きく損なわれました。
その結果、特に被害が大きかった地域では住宅の需要が減少し、賃貸市場も衰退しました。
また、一部の地域では治安の悪化も見られ、これが賃貸需要の低下につながりました。
しかし、復興が進むにつれて、ニューオーリンズの一部地域では再び賃貸需要が回復していることも注目すべき点です。
これらの実例から、立地が賃貸需要に及ぼす影響は非常に大きく、不動産投資の成功に直結することが理解できます。
不動産投資家としては経済活動の盛んさ、交通の便、地域の安全性、近隣の施設など、さまざまな要因を考慮して、適切な投資先を選定する必要があるわけです。
立地と将来の開発計画
最後に、立地は将来の開発計画によっても影響を受けます。
例えば、新しい交通機関の開発や大規模な商業施設の建設などが計画されている地域では、その周辺の不動産価値が上昇する可能性があります。
反対に経済的な衰退や環境問題などのネガティブな影響を受ける地域では、価値が低下するリスクがあります。
とどのアメリカの不動産投資における立地選びは、資産価値の向上、賃貸需要の確保、将来的な開発計画の予測といった複数の観点から非常に重要であると言えます。
具体例を挙げると、ロサンゼルスのメトロレール拡張プロジェクトはこの点の良い例です。
このプロジェクトにより、新しい鉄道路線や駅が建設され、ロサンゼルスのさまざまな地域へのアクセスが改善されました。
これにより、新しい駅周辺の地域では、交通の利便性が向上し、住宅や商業施設への需要が高まりました。
結果としてこれらの地域の不動産価値は上昇し、投資家にとって魅力的な機会が生まれました。
一方で、ミシガン州のフリント水危機は、開発計画の影響がネガティブな例です。
フリントでは水道水の鉛汚染問題が発生し、市の公衆衛生とイメージに大きな打撃を与えました。
この問題が発生すると、住民の健康への懸念が高まり、多くの人々が市を離れました。
その結果、フリントの不動産市場は大きく衰退し、物件価値は大幅に低下したのです。
これらの実例から、立地が将来の開発計画によって大きく影響を受けることがわかります。
投資家は新しいインフラの計画や地域の環境問題など、将来の開発計画に関する情報を注意深く分析し、その影響を不動産投資の意思決定に反映させる必要があります。
特に、長期的な視点で投資を行う場合には、これらの要素の理解が不可欠になるのです。
明日に続けます。
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